成城の昭和の雰囲気のある佇まいを感じながら、皆様の交流の場として頂ければ幸いです

小田急線成城学園駅から徒歩5分ほど進んだ住宅地にある一宮庵は、駅から北にまっすぐ伸びる桜並木に面していて、春の「成城桜フェスティバル」では、お馴染みの桜餅などを元気に販売します。看板のある路地を入り、左に折れると、玄関軒を突き抜ける松の木に守られた一宮庵が見えてきます。
 
 玄関の脇には、先代女将の宗厚が始めた「茶懐石 斎藤料理教室」の看板が見えますが、その父に当たる「斎藤寅次郎」は戦前戦後を代表する映画監督で、喜劇の神様と称される「寅さん」の由来となる人でした。そんな変遷を引き継いで、一宮庵とその文化をさらに継承発展して参りたいと思います。

 築60年の建物は、先代女将のこだわりで和テイストに仕立てられ、大きな神棚の隣に仏様をお祀りし、神職の作法を心得た主人(隆史)と共に、毎月1日と15日に祝詞とお経を奏上し、その後供物を美味しくいただく直会(なおらい)を行う「祭祀」を開催しています。これは宗教とは関係なく、日本文化としての祈りと感謝を体験するイベントですので、どなたでも気軽に参加してください。

 また、月例の他、人日、上巳、端午、七夕、重陽の五節句にも祭祀を通じて思いを馳せたり、会員の皆さんが様々なイベントを開催していますので、是非一度遊びにいらして下さるようお願いいたします。

一宮庵二代目女将・齋藤文恵

目次

茶懐石の「一宮庵」。
伝統を継承しつつ、どんな世代の方でもお楽しみいただけるお料理をご提供。
懐かしさを感じる畳の部屋で、ほっとくつろぎながら食事をお楽しみください。

午餐 11:30~14:00

  • 昼膳 4,200円~9,680円(要予約)
  • 簡単ランチ 1,800円(予約不要)

晚餐 17:30~22:00

  • 一客一亭 12,100円〜(要予約)
  • 懐石マナー(女将のお話付き) 20,000円

お弁当 11:00~14:00

  • 惣菜 1,300円~2,000円
  • お椀付きお弁当 4,000円~(要予約)
  • 二人分:2万円
  • 12/31に取りに来て下さる方限定・30個

 

成城学園前駅から徒歩五分。
昭和にタイムスリップしたような、佇まいの「一宮庵」です。
様々なイベントやお教室を開催しておりますので、ぜひお越しください。

会員イベント

  • 寺子屋(教室)
  • 催事(イベント)

一宮庵行事

  1. 祭祀
  2. 五節句
    日本には「五節句(ごせっく)」と呼ばれる、季節の節目を祝う日があります。昔の人たちは、自然の流れの中で暮らしていて、季節が変わる時期に無事を願ったり、健康を祈ったりしていたんです。この日に一宮庵では祭祀を行い、みんなでご馳走いただいて祝う日と致しました
    • 1月7日 人日(じんじつ)の節句 ― 七草がゆを食べて1年の健康を祈る日。
    • 3月3日 上巳(じょうし)の節句 ― 女の子の健やかな成長を願うひな祭り。
    • 5月5日 端午(たんご)の節句 ― 男の子の成長を祝う日で、今は「こどもの日」として親しまれています。
    • 7月7日 七夕(たなばた)の節句 ― 織姫と彦星の伝説にちなんで、願いごとを短冊に書く日。
    • 9月9日 重陽(ちょうよう)の節句 ― 菊の花を飾ったり、お酒に菊を浮かべて長寿を願う日。
  3. 6/6 さるめ祭
  4. 10/20 恵比寿まつり
  5. 10/24-25 物部神社鎮魂祭(みたましずめのまつり) 一泊二日のツアーです

スケジュールと申込

イベントに参加ご希望の方は、直接お電話(03-3484-5878)頂くかイベントカレンダーの該当イベントをクリックして、申込方法をご確認ください。

  

初代宗厚より引き継いだ一宮庵ですが、私の願いは、ひとりの後継者を育てるよりも、一宮庵を担う仲間と共同所有しながら、成城の永続する文化拠点にすることです。
これからの一宮庵の担い手として、一宮庵倶楽部を設立いたしましたので、よろしくお願いいたします。

二代目女将 斎藤文恵

食事のご予約、その他ご不明な点につきましては、下記の電話またはコンタクトフォームよりお気軽にご連絡ください。

また、イベントなどのお申し込みはスケジュールより該当イベントをクリックして、申し込み手続きにお進みください。